コラム

資金繰り表をあらためて考える

1.利益とお金の動きは違う
会計上の利益と実際のお金の動きは必ずしも一致しません、このズレを認識していないと、利益が出ているにもかかわらず、お金が足らないことになりかねません。なぜ利益とお金がズレるのかは、売掛金の入金、在庫の増加、借入金の返済、設備投資などが原因で、資金繰り表はそれらのことを可視化してくれます。
損益計算書の利益だけを見ても、お金の動きは把握できません。

2.資金ショートを察知できる
資金繰り表を作成すると、数か月先のお金の動きを予測することができます。
このままのペースで売上高や経費の支払いが推移すると、数か月後にはどのくらいの預金残高になるのかを察知することができ、仮にお金が減ってきているのであれば、資金調達等何らかの手立てを講じることができます。すなわち、対策を打つための時間的余裕が生まれるのです。

3.金融機関からの融資が受けやすくなる
お金が足りなくなってから、融資を申し込んでも中々融資が下りないのが一般的です
そのために日頃から資金繰り表を作成し、お金の動きをチェックすることが重要です。そのような会社に対しては、金融機関もお金の管理ができている会社とみなしてくれますので、資金が不足していても、融資は受けやすいと思います。

以上より、資金繰り表は重要性となります
機関紙「TACKS MAGAZINE5月号より」

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